万年筆フェスの後日談
二日間続いた、ナガサワ文具さんの「万年筆フェス」
皆様は参加されましたでしょうか?
私は初日に参加してきました。
初日の様子はこちら。
二日間、暑い中運営して頂いたスタッフの方々や先生、ありがとうございました。
今回は、先生に診て頂いたカスタム74を家で書いてみました。
(字が汚くて申し訳ございません。)ちなみにインクは月夜です。
特に「の」という字が露骨に太さが変わっていたのですが、調整後は均等の太さになっていました。数分で見事に直していただけるとは、素晴らしい職人技ですね。
先生「これもよかったらどうぞ」
そういって頂いたのは、万年筆好きが集まるイベントのパンフレット。
過去にも何度か行われているイベントみたいですね。次の一本が欲しくなってしまう(沼の入り口)
万年筆フェスに行ってきた話。初ペンクリニック
本日は万年筆フェスに行ってきました。電車でに乗って大阪に到着。本日は一日中雨と予報がありましたが、晴れてくれてよかったです。
お世話になるのは、茶屋町にあるナガサワ文具さん。以前にも試し書きさせて頂くために訪れたことがある文具屋さんです。
さすがお祭り。前回とは比べ物にならないくらいの人。全体的に女性客が多い気がしました。以前、マツコの番組で万年筆のインク特集をしていたからなのか、特にインクコーナーが賑わっていた気がします。
写真は撮っていないのですが、気になる方はツイッターでお調べ頂けたら当日の雰囲気はわかるかと思われます。
それでは本題のペンクリニックをお願いするためにスタッフの方に聞いて、広場まで案内して頂きました。待ち時間は・・・90分!
順番が近づいてきたら電話して頂けるみたいなので、持参していた本を外の公園で読んでいました。読み終わった直後に電話がかかってきた。ナイスタイミングである。
私の前に二人診て頂いてる方のペンを見ていましたが、高そうだなぁと思いました。
順番が来て、いよいよ診て頂くことに。診てもらったのは過去にこのブログで紹介したカスタム74
日記で書いていて感じたのは、「文字が細くなったり太くなったり安定しない」
先生「ん~これじゃあ出ないですよ。ペン先がズレています」
そういって、先生はペンをやすりのようなものにこすりつける。
先生「これどこで買ったの?」
嘘を言っても仕方がないので、ネットで中古品を購入したことを伝えた。
先生「何かしらワケがあるものが多いから、新品の購入をお勧めしますよ」
ごもっともな意見ですね。試し書きをしに行く交通費を考えると買えてしまう激安金ペン。鉄ペンのコクーンより安くで購入したものなので、訳ありなのだろうなと。
先生「はい。できたよ。書いてみて」
あっという間に調整を終えた先生。ペンは以前よりも書きやすくなったと思います。
先生方は、扇風機も無しで暑い中調整を続けているのを見て、感謝しかないです。
また、このフェスの準備や運営して頂いてるスタッフの方々感謝ですね。
帰る前に、前回意識していなかった、センチュリーの#3776の試し書きをすることにした。
気になっていたのは、指にねじ山があたって痛いという声があったこと。実際に手にもって確認してみたが、なるほど。下で支えている指が人によっては痛く感じるかもしれませんね。筆圧か高い方や、力強く持つとやっぱり痛いです。筆圧がそこまで高くない方でしたら何も問題がないと思います。
初めてのフェス&ペンクリニックでしたが、身内に万年筆を使っている人がいないので、先生の話も聞けて楽しかったです。
追記
万年筆フェスは日曜までやっているみたいです。お時間がある方は是非、足を運んでみてください。
とうとう金ペン万年筆デビューをした話
前回の万年筆の話から進展がありましたので載せておきますね。
どのペンにするか?また、どこで購入するか?で悩みましたが今回購入しましたのはこちらです。
パイロット社 カスタム74
ネットで購入しました。理由としましては、地方出身の私が、試し書きをするための行く交通費があれば購入できそうな価格だったからです。
その値段なんと約2800円。コクーンと変わらない価格。ギャンブルな面もありましたが購入を決意。
実際に届いて手に取ってみました。多少の傷などは覚悟をしていましたが、写真ではわかり辛いですが、頭の部分が削れています。後から調べてわかったことですが、こちらのカスタム74は92年製の物らしいです。27年前・・・書けるのか?
数日後に、コンバーターのcon-70と色彩雫の月夜が届いた。初めての吸入作業で、あっているのかと不安になりながらも無事にインクを吸入できたみたいです。
代償は指が真っ青に染まってしまいました。
しっかり差し込みましたが、隙間があるのが気になる。こういうものなのでしょうかね?手を洗いに行っている間にインクが出るのを待ちます。
無事にインクが出たみたいで一安心。ひっかかりもなくすらすら書けます。家用なので、多少ボロくても問題なしです。
これから日記帳はこの万年筆で書いていこうと思います。
新しい万年筆選びで悩んでいる話
投稿頻度が落ちていますが、私は元気です。どうもドスバルです。
タイトルにある通り、現在万年筆選びで優柔不断に迷い倒しています。
事の始まりは昨年の秋から始めた日記帳。しばらくはボールペンで書いていたが、途中で断念しないために、モチベーションを上げるために万年筆で書いてみようと、評判の良いカクノのEFを購入。続かなかったとしても、値段的には安価で勉強させてもらったと思えるだろう。
これが成功したのか、今日まで日記を書き続けられています。途中、字が乾かないうちに指があたって伸びたのでブロッター(黒板消しのような形のもの)を購入しました。
付属のインクが無くなったので、追加のカートリッジを購入し、これも使い切ったらステップアップで二本目を買っても良いだろうと思っていました。
結局、5本入りインクの内、数日後には4本目使うだろうというところで二本目が欲しくなり、情報を仕入れたりしていました。
某文具屋さんにも顔を出し、時間がなかったのであまり長居はできなかったのですが、気になる数本を試し書きさせていただきました。
現在悩んでる2本がこちら
パイロットの「カスタム74」
パイロット 万年筆 カスタム74 FKK1000RB-F 細字ブラック
- 出版社/メーカー: パイロットコーポレーション
- メディア: オフィス用品
- 購入: 1人 クリック: 14回
- この商品を含むブログを見る
カクノと同じパイロットから出ている万年筆。細いのもあると思うが、カクノ同様カリッとした感覚は残るが、書きやすさといい、必要なものが揃っているのではないかと不満を感じさせない一本のような気がしました。その後、ヘリテイジ912も試し書きさせて頂きましたが、「あーこれがヌラヌラ書けるというやつか」と実感はできました。こちらは扱いが難しいらしく、お値段も予算オーバーなので数年後の自分のご褒美候補にあげるとしましょう。
プラチナ万年筆「センチュリー #3776」
プラチナ万年筆 万年筆 #3776センチュリー ロジウムフィッシュ シャルトルブルー 細字 PNB-15000CR#51-2
- 出版社/メーカー: プラチナ万年筆
- メディア: オフィス用品
- この商品を含むブログを見る
「スリップシール機構」と呼ばれるインクの乾燥を防ぐ技術が売りとされているプラチナの万年筆。現在、使用頻度は高めなので、乾燥するまえに入れたインクは使い切ってしまうとは思うが、あって困らないすばらしい機能だ。
試し書きって、試着でもそうなのだが、よそよそしく扱ってしまうのもあって、普段使いと違った持ち方(壊さないようになど)に意識がいってしまっていて、一部ネットで声があがっている、ギザギザ部分が当たって痛いというポイントは意識していませんでした。時間を見つけて、再度試し書きさせて頂いてチェックしないといけないなと思いました。
インクはカートリッジではなく、コンバーターとツキヨを購入予定。
選んで購入した後はまたここで報告すると思います。