「好きなこと」だけして生きていく。を読み終えた感想
2019年も上半期を終わってしまい。令和最初の夏が来ましたね。どうもドスバルです。
今回は、ご紹介する本はこちら。
「好きなこと」だけして生きていく。 ガマンが人生を閉じ込める
- 作者: 心屋仁之助
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2015/02/13
- メディア: Kindle版
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好きなことだけして生きていく。我慢が人生を閉じ込める です。
隣町のブックオフによる機会があって、目当ての本の近くに安売りされていたので、衝動買い。それから1、2か月後に読んでみました。
心屋さんは、少し前にもテレビに出演されていたみたいですので、ご存知の方もいるかもしれません。
読み終えた感想としましては、この時代に?この時代だからこそ?生き方を見直す哲学要素が含まれているといった印象でした。
終身雇用制度の崩壊や年金について世間がざわついている中、「何やっているんだろう」と考えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
読者のターゲットとしてはこのような人を狙っているのではないでしょうか?
・生き方に我慢をしている人
・リスクを感じやすい人
・職場や知人間で、「何で私だけこんな事をしないと」という嫉妬心がある人
・物事を否定から入る人
・将来の事で不安なっている人
胡散臭いと感じる箇所や、そんなトントン拍子でうまくいくわけないだろ!と思ったりもしましたが、確かになと思う部分もありました。
その中で、特に印象に残ったテーマが
「好きなことをするには一番嫌なことをする必要がある」
です。
この嫌な事というのが、「人間関係」、「お金」、「立場や世間体」といったものが含まれています。
誰だって、お金は欲しいし、嫌われたくもないと思いますが、それらを捨てる覚悟が必要だということ。
↑の箇条書きしたリストに当てはまる人は、これができない。頭のどこかでわかっていても、諦めているんだと。
現状、私の身の回りには、子持ちで正社員としてまじめに働いている人がいる。
お金がもらえたら別に良いといった形で割り切って契約社員として働く人もいる。
また、社員になる気はないというアルバイトを続けている人もいれば、疎遠になったが、バイトをしているかも怪しいが、楽しそうにネット配信をしている人もいる。
確かに、「えぇ・・それで生活できるの・・?」と心配になるレベルの低賃金で働いているけど、楽しそうだなこの人っていう人は、あなたの周りにいませんか?
ある意味無敵の人ですね。
社会が作り上げた「見栄」のようなものがしがらみになって、何も捨てられず嫌なことをしながら嫌な思いをしている人のが多いでしょうね。だからこそ、妬んだり、悪いところを見つけて、そうなりたくないと自身に暗示をかけて自己解決しているのでしょうね。
今回は1つのテーマについて長々と書きましたが、いくつかのテーマも紹介されていますので、生き方や考え方を見直すヒント探し程度の気休め感で読まれるのをおすすめします。